大峯千日回峰行(おおみね せんにちかいほうぎょう)、1300年の歴史で達成したのは2名しかおりません。
詳しくは、こちらの動画を。
メンタリストDaiGoさんのお話で、塩沼亮潤(しおぬま・りょうじゅん)さんに興味を持ちました。
図書館で著書を借りて、1日で一気に読みました。感動しまくりで、こんなに心動かされることがあるのかと思いました。
DaiGoさんも『勇気をもらったからはじめてお布施した』とおっしゃっていましたが、私もめちゃくちゃ勇気をもらいました。
書評:「人生生涯小僧のこころ」を読んでみて
大峯千日回峰行は、吉野山の金峰山寺(きんぷせんじ)蔵王堂をスタートして24キロ先にある大峯山の山上ヶ岳頂上まで登り、再び帰ってくる往復48キロのコース、標高差1300メートル。
山を登る修行中は体調が「良い」「悪い」ではなく、「悪い」か「最悪」((((;゚Д゚)))))))
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毎日片道24kmの山を往復する修行の中で、飲み水も限られているのに。
道中で見つけた、干からびて半分死にかけているミミズを見つけては、ほっておけず自分の大切な飲み水をミミズにあげて少しでも長く生きられるようにと助ける。
小さな生き物の命を助けて、そのことが巡りめぐって、生かされていることになっているのか?と感じました。
わたしたちは「なぜ生きるのか?」
ではなく、「生かされている。」
「普通、死ぬだろう!」という場面でも「生かされている」限り、必ず乗り越えられる。
それが、「生かされている」ということ。
成長するために神様から与えられた試練。
神様が生きることが許さないのなら、死ぬ。
なんとも、シンプル。
あえて、自分から「苦しみ」に向かっていく。
逃げるのではなく、自ら立ち向かう。
山火事の向かい火のように。
逃げていてはいつまでも終わらない。
自ら立ち向かわないと。
「常に神様仏様が私を成長させてくれるために試練と言うプレゼントを、天から下してくれました」
塩沼亮潤さんのように言える、器を大きくするために神様はいろんな試練を与えてくださるのだなぁ。
人生経験とは?
こちらの動画でも、人生経験とはいろんなことを体験して、人の痛みが分かる人に成長することだと。
生きる意味を探すより、自分が与えられた環境で「試練に立ち向かう」ことを楽しめる人間に。
人の痛みがわかる人間に。
心は常にそうありたい。
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なにがあっても腐らないこと
私自身も、病気とは無縁!と思っていたけど、最近病気がち。でも、人の痛みがわかる人間に。人生経験を積んで人として豊かになって行くのは感じています。
痛くてツライけど、他人がしていない経験をさせてもらって豊かになることはとてもありがたい。病気しても、今生きている。感謝だなぁ。病気が教えてくれることは沢山ありますね。
この本はいつもそばに置いて、自分の小さな器が荒れたときにニュートラルに戻してくれそうです。
今回は図書館で借りましたが、お守りとして買わなきゃ。
この本読みながら思い出した曲は、関取花さんの「もしも僕に」
努力はだいたい報われない
願いはそんなに叶わない
それでもどうか腐らずに
でかい夢見て歩いていくんだよ
この歌詞につまってるな思いました。
願いがかなわないからこそ、叶うまで立ち向かい続けよう。立ち向かい続けられる強い心を持とう。腐ったら終わり。
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