うつを経験しそこから抜け出した人に体験談を読むことで何か学べるものがないか?
友人の勧めで「うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち」を読みました。著者合わせ17人のうつ経験者のエピソードがあり、とても参考になる内容でした。
2点なるほどと思った点をピックアップします。
※私の病歴は【職場のパワハラ→うつ病と診断→半年間休職→強制退職→療養中】です。
※「寛解(かんかい)」とはうつの症状がなくなること。社会復帰・仕事復帰するステップでもあります。
▼詳しくは過去記事にて▼
※うつ系の本を読むことは、沈んでる時はつらいのですこしマシなときに。読むと辛くなってくる場合があるので、体験談も覚悟して読みましょう※
▼ツレうつさんも良かったです▼
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「気分が落ちた時は人生の自習時間」
「気分が落ちた時は人生の自習時間」
▶引用元:「うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち」
- 自習時間にやるべきことをやろう!
- 興味をもてる勉強や趣味にうちこむ!
この「うつヌケ」を読んでいてもそうですが、
自分が時間を忘れて打ち込めるもの、没頭できる時間を見つけることが元気になる、「幸せ」に近道だなと改めて思いました。
私は趣味は多い方だと思いますが、
症状がひどいときは、「集中力」がなくて本の活字が読めなかったりします。本も読めないくらい集中力が削がれる場合は薬飲んで寝るのが一番。
最近は本も読めているのでとりあえずキープして欲しい。
趣味の旅行は今は行く気になれていないし、付き添いがいないといけないので困っています。
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うつは心のガン「死」に至る場合がある
「その人の心の寿命だった」
▶引用元:「うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち」
「その人の心の寿命だった」この言葉にしっくりきました。
その頃私は元気でしたが、うつ病と診断されてから「自殺」を選んでしまう人の気持ちがわからなくはないと思うようになりました。
とにかく、苦しみから逃れるために消えたい。
死にたいわけじゃないけど、消えてしまいたくなるのです。
カラダの寿命だけではなく、心にも寿命がある。
カラダは大丈夫でも、「脳死」と判断されることがあるように。
うつは心の風邪ではない、心のガンだといえば、「仕事しろ!」なんて上司も会社も言えないはず。
ただ、心はカラダと違って見えないなので他人が理解しにくい。
コロナ禍で「熱が出たら休めるような環境になった」職場があればいいなと願うばかり。私みたいにメンタルからカラダに来たら本当にやばい。リアルなガンとはいかずとも、無理をすると本当にガンの原因になるかも。ココロとカラダすべては繋がっている。
うつになる原因【うつヌケより】
- 「自分を責めること」
- 「自分を嫌いになること」
- 「子供の頃の苦しい思い」
などが多く共通するうつになる原因。そして、仕事のプレッシャーはとても多い。
うつになってしまったら?【うつヌケより】
- 自分を「肯定」してくれるものに近づこう。
- 小さな達成が得られる、没頭できる趣味をみつけよう。
- 休息時間で新しいことにチャレンジしてみよう。
自分の中の「うつ」に気づいてしまった人は他の人より敏感になっていると思います。 自分の心の変化に敏感である分、沈みやすくなってしまいます。
沈んだことに気づいたら気分転換に楽しいことに「5分、いや3分!」だけでも手を付けてみようと思います。
【鈍感力】を鍛えたい。。。以前より気にしない自分になれたと思っていたのに。
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